最後まで移籍市場を賑わせたファルカオ “お騒がせストライカー”はマンUを救えるか

 

「ファルカオはどこなんだ?」

 

 コロンビア代表FWラダメル・ファルカオが移籍市場最終日の9月1日にモナコからマンチェスター・ユナイテッドで1年間の期限付きで移籍した。手続きが大幅に遅れ、移籍期限の現地時間午後11時を3時間オーバーし、翌日の午前2時に実現した契約。夏のマーケットの大トリを飾るマンU入りを本人は心から喜んでいる。

「この瞬間を1年中待ち続けていた。僕は今マンチェスター・ユナイテッドのプレイヤーになった。長く、大変で困難な1日だった。最後の瞬間まで待ち続けたけれど、自信は失わなかった。神に感謝したい」

 ファルカオは移籍市場最終日の主役だった。モナコから向かったマンチェスター空港には報道陣が殺到。ファルカオがメディカルチェックと最終交渉に向かう車をメディアは追跡したが、見失った。マンUのクラブハウスの門扉の前で待ち続ける英国営放送BBCの記者が「ファルカオはどこなんだ?」と発信するほど、注目の的となった。

 そして、ライバルのアーセナルもファルカオ騒動の巻き添えを食った。

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