ウエスカ岡崎、スペイン1部挑戦の来季に意気込み 「このクラブで活躍して自分を証明したい」
37試合に出場してチームトップの12ゴールを挙げるなど1部昇格に貢献
ウエスカのFW岡崎慎司は今季、チームのスペイン1部リーグ昇格に貢献し、2020-21シーズンの契約延長も正式に発表された。来シーズン、憧れのリーガ・エスパニョーラに挑む34歳の侍ストライカーは、米メディア『The Athletic』で「このクラブで活躍して自分を証明したい」と意気込みを語っている。
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岡崎は今季開幕前にスペイン2部マラガと契約するも、クラブの総額年俸の超過により選手登録ができずに契約解除。その2日後に同じ2部のウエスカと延長オプション付きの1年契約を結んだ。
シーズン中はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるゴール取り消しに何度も遭いながら、37試合(うち先発26試合)に出場してチームトップの12ゴールをマーク。2006-07シーズンにFW福田健二が2部ヌマンシアで決めた10得点を超え、スペイン1・2部の日本人シーズン最多得点記録を更新し、チームの1部昇格にも大きく貢献した。
ウエスカは現地7月25日に岡崎との契約延長を正式発表。来シーズンは憧れだったリーガ・エスパニョーラでのプレーが実現することになる。岡崎は『The Athletic』のインタビューで、今季と来季について思いの丈を語っている。
「ウエスカは小さな都市だけど、強いチームがある。多くの期待に応えたかったし、サインしてくれた彼らに恩返しできたことに満足している。僕がかつてイングランドのレスターでやったように、ウエスカでも貢献できる。レスターの時は、新たなチャレンジをすることに決めた。それは今、僕がここでやっていることでもある。このクラブで活躍して自分を証明したい」
世界最高峰のリーグと言われるスペイン1部で、岡崎がどのようなプレーを見せるのか。30歳を超えてなお進化を続ける侍ストライカーから目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)