「レスターでの時間は特別」 岡崎、古巣ファンへ活躍を約束「まだ何かを成し遂げられると…」
今季ウエスカへ移籍するまで、4年間過ごしプレミア制覇も果たしたレスター時代を回想
ウエスカFW岡崎慎司は、スペイン挑戦1年目でチームトップの12ゴールを挙げ、1部昇格に大きく貢献。来シーズンは憧れのリーガ・エスパニョーラでプレーすることになる。すでに海外でプレーして10年が経過したが、「レスターでの時間は僕にとって特別」と昨季まで4年間所属し、プレミアリーグ優勝も経験した古巣時代を米メディア『The Athletic』のインタビューで振り返っている。
2005年に清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた岡崎は、2011年1月にドイツ1部シュツットガルトへ移籍。その後マインツで2年間を過ごし、15年にレスターへ活躍の場を移した。
2015-16シーズンは元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの相棒としてレギュラーを務め、36試合に出場して5ゴールをマーク。クラブ創設132年で初のプレミアリーグ優勝に貢献した。同シーズンのリーグ第30節ニューカッスル戦(1-0)では伝説のオーバーヘッド弾を叩き込むなど、昨夏に退団するまで数々のメモリアルシーンを演出してきた。
レスターではリーグ戦114試合で14得点を記録。ゴールよりも前線からプレッシャーをかけ続けるなど献身的なプレーを求められたが、それをも自分の力に変えていたと岡崎は回想する。
「レスターではキャリアでプレーしてきたものとは異なるストライカー像への挑戦が必要だった。でも、僕はそういったネガティブな要素をポジティブなエネルギーに変えようとするタイプ。プレーで自分を証明するのが僕のパーソナリティーなんだ。レスターで一緒にプレーしたストライカーたちは素晴らしい選手だったけど、レスターが勝つためには僕や(マーク・)オルブライトンのような選手が必要だと分かっていた」
2017-18シーズン途中からのラスト1年半は怪我もあり、ゴールからも遠ざかる我慢の時間が続いたが、「誰も僕に期待してなかった時も、自分は良いストライカーでい続けられると確信があった」とモチベーションを保っていた背景を明かしている。
今季はウエスカのゴールゲッターとして1部昇格に貢献したが、スペインに渡った後も「レスターの試合を毎回チェックしている」という。
「(新型コロナウイルス感染拡大による)リーグ中断前は非常にバランスの取れたゲームをしていたし、若い選手もベテランに支えられて自信を持ってプレーしていた。ジェイミー・ヴァーディは今もベストストライカーだし、彼がゴールデンブーツ(得点王)を獲得したのを嬉しく思う。レスターのファンには今の僕がまだ何かを成し遂げられるんだと見てもらいたい」
岡崎はかつて応援してくれたレスターのファンのためにも、憧れだったスペイン1部での活躍を誓っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)