南野は“稀有な存在”フィルミーノと「同等の恐怖をもたらす」 英指摘「異質なストライカー」
英ディアが「フィルミーノの代役を務めることのできる5選手」を特集 同僚南野もピックアップ
現在、世界屈指の“偽9番”として確固たる地位を築いているのが、リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノだ。サッカー界全体においても稀有な存在となっているが、英メディアは「フィルミーノの代役を務めることのできる5選手」と見出しを打って特集を組み、日本代表MF南野拓実も候補として名を連ねている。
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南野は今年1月にザルツブルクから加入後、リバプールの一員としてリーグ戦に10試合、FAカップに3試合、URFAチャンピオンズリーグ(CL)に2試合出場した。加入1年目でプレミアリーグ優勝を経験したが、世界トッププレーヤーがひしめくタレント軍団の中で出場機会を増やすことは難しく、ノーゴールノーアシストに終わった。
前線ならどこでもプレーできるユーティリティー性を備える南野を、ユルゲン・クロップ監督は今のところフィルミーノのバックアッパーとして計算しており、最前線での起用が最も多かった。そんななか、英メディア「Sportskeeda」は「フィルミーノの代役を務めることのできる5選手」と見出しを打って特集を組んでいる。
今季フィルミーノはリーグ戦9ゴール8アシストと決して際立った数字は残していないものの、エジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネの両翼を最大限に生かす舵取りの役割を担っている。前線で溜めを生む働きから、チャンスメークの起点となる役回りも務め、守備面でも縦横無尽に走り回るハードワークを徹している。
リバプールのプレースタイルを体現するうえでフィルミーノは不可欠な存在となっており、記事でも「サラーとマネというアーティストの作曲家を務めるのがフィルミーノだ」と表現され、「他の選手と比べて異質なストライカーであり、リバプールにとっては置き換えることが困難な存在」と指摘。そのうえで、代役を務めることのできる可能性のある5選手を挙げている。