総額450億円! マンU、名将ファーガソン退任後の“ワースト契約12”を英紙特集
7年間プレミア制覇から遠ざかる ルカク、ディ・マリア、サンチェスらの名前を列挙
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、名将サー・アレックス・ファーガソン氏の退任以降、リーグタイトルから見放される状況が続いている。そんななか、英紙「スコティッシュ・サン」スコットランド版はファーガソン氏の退任後にユナイテッドが獲得した選手の「ワースト12人」を選出・紹介している。
ファーガソン氏はユナイテッドを27年間指揮し、13回のリーグ制覇に加え、FA杯優勝5回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝2度など、数多くの栄光をチームにもたらした。一方で同氏が2012-13シーズンを最後に監督業を引退してからは、クラブとして苦しい時期が続いている。
名伯楽の退任後7年間でユナイテッドは多くの選手と契約してきたが、思うような活躍を見せられなかった選手も少なくない。「スコティッシュ・サン」は、そのなかでも特に期待に応えられなかった12選手にフォーカス。彼らに対し、ユナイテッドは総額3億2370万ポンド(約449億円)を支払ったという。
その多くは、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーのようなレジェンドの代わりとして期待されたものの“失敗”に終わったアタッカーたちだ。ベルギー代表FWロメル・ルカクやチリ代表FWアレクシス・サンチェス(いずれも現インテル)、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア(現パリ・サンジェルマン)などの名前が挙げられている。
ルカクは2017年夏に7500万ポンド(約104億円)のビッグオファーで加入し、1年目はリーグ戦34試合16ゴール、2年目は32試合12ゴールとストライカーとして悪くない数字を残したが、投資に見合うものではなかったと判断され放出。2014年にレアル・マドリードから加入したディ・マリアはわずか1シーズンでPSGに去り、2018年1月にアーセナルから加入したサンチェスも、週給50万5000ポンド(約7000万円)という高額年俸に見合った活躍はできていないと多くの批判を浴び、チームを離れることとなった。
他にもコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(現ガラタサライ)やアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(現ローマ)、元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー(現役引退)などのビッグネームが、過去7年間にユナイテッドで辛酸を嘗めてきた。ファーガソン氏の在任時もすべての選手が成功を収めたわけではないとはいえ、ビッグディールの失敗がリーグタイトルから遠ざかる要因の一つとなっていることは間違いないだろう。
「スコティッシュ・サン」が選出、ユナイテッドのファーガソン氏退任以降ワースト契約12人は以下のとおり。
FWロメル・ルカク(ベルギー代表)
MFアンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表)
MFフレッジ(ブラジル代表)
MFヘンリク・ムヒタリアン(アルメニア代表)
MFモルガン・シュナイデルラン(元フランス代表)
FWメンフィス・デパイ(オランダ代表)
DFマルコス・ロホ(アルゼンチン代表)
DFダレイ・ブリント(オランダ代表)
DFマッテオ・ダルミアン(イタリア代表)
MFバスティアン・シュバインシュタイガー(元ドイツ代表)
FWラダメル・ファルカオ(コロンビア代表)
FWアレクシス・サンチェス(チリ代表)
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(FOOTBALL ZONE編集部)