「120%否定します」 20歳FW中村敬斗、「メンタルを打ちのめされた」報道の真実を初激白
「正直納得できませんでしたけど…」 中村が初めて打ち明けた報道の“真実”
「記事なので書きたいことを書けちゃいますけど、契約解除の理由がメンタル面というのは全面的に否定します。現地でインタビューも受けていないし、僕のことをよく知らない人は『中村敬斗は後半戦出られなかったからメンタルが折れた』と思ったんじゃないかと思います。複数出ていたので、『なんだ、この記事は』と正直納得できませんでしたけど、サッカー選手は注目度が上がればそれだけいろいろな記事を書かれることもある。気にしなければいいと思っていましたけど、こういう機会をもらったので、間違いなく、120パーセント否定します」
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コミュニケーション面では、加入直後から不安はなかった。チームに合流直後からチームメートの家へ食事に行ったり、誕生日パーティーを開いてもらったりと交流を深め、開幕スタメンも勝ち取った。セカンドチームでプレーしている時も、G大阪時代と変わらず2時間居残り練習をしてスタメンへ復帰するためのプロセスを考えていた。
「コントロールしながらでしたけど、ウインターブレイク明けの練習量はすごかったと思います。量より質だと思いますけど、何が足りないかを考えたらシュートやドリブルよりフィジカル面だったので、ジムにいる時間は多かったですね。2部練習の合間にも行っていました。(チームの)練習がスタメンの選手の強度だと、ベンチ組は相当やる必要がありました」
実際、中村の“メンタル”は打ちのめされるどころか、より鍛えられ、現実に打ち勝とうとしていた。努力を重ねることで、掴み取った新天地での挑戦。中村は「メンタルがやられていたらJリーグに帰っていたと思います」と、笑ってみせた。今を見据え、理想は捨てない。何度も現れる大きな壁の先を、中村はただがむしゃらに追い続けている。