レアル、CL再開初戦でハメス&ベイルをメンバー外に クラブとの“溝”をスペイン紙指摘

ラウンド16第2戦でシティと激突 2得点以上での勝利が絶対条件に
レアル・マドリードは現地時間7日に再開されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16、マンチェスター・シティとの第2レグに向けてジネディーヌ・ジダン監督が24人の遠征メンバーを発表した。しかしその中にはコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの名前はなかったとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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2019-20シーズンのリーガ・エスパニョーラを制した歓喜から半月が過ぎ、レアルはすでに2冠獲得に向けて動き出している。その第一関門はジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティ。第1レグのホームでは1-2の敗戦を喫しているため「2点以上を奪っての勝利」が延長戦突入を含む逆転勝ち上がりへの絶対条件となる。
ジダン監督はこの決戦の遠征メンバーに、キャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスをはじめ、ベルギー代表GKティボー・クルトワ、負傷の癒えたブラジル代表DFマルセロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチにベルギー代表MFエデン・アザール、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールら24選手を招集した。
リーグ再開後10連勝、11戦負けなしで駆け抜けた現チームなら逆転劇も可能に思えるなか、蚊帳の外となったのはハメスとベイルだった。特に同紙がクラブとの溝が深刻とするのはベイルだ。リーグ再開後、ベイルが最後にプレーしたのは6月24日のマジョルカ戦での先発出場、71分間のプレーとなっている。その後は6回ベンチ入りしたものの、1分間もプレー機会が与えられなかった。
控えに回った状況でベイルは試合中に新型コロナウイルス感染防止対策のマスクを目に当てて“寝たふり”ポーズをするなど、チームへの忠誠心を失ったと取られてもおかしくない行動に出ている。今回のメンバー外によってレアルとの別離の時はさらに近付いたようにも感じられるが、果たしてベイルの行く末はどのようになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)