現役選手が独自の目線で推薦! 2020年必見「オススメなでしこリーガー」5選
キャリア7年目の長野L三谷沙也加が選ぶ注目選手 FWはINAC移籍の田中と元同僚・菅澤
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)は、新型コロナウイルスの影響による約4カ月の開幕延期を経て、7月18日に2020年シーズンがスタート。1部・2部ともに8月1・2日の第3節から有観客試合に切り替わり、少しずつリーグも本来の熱気を取り戻しつつある。
数多くの選手が在籍するなかで、誰に注目すればいいのか。1部リーグで6年を過ごし、今季自身初の2部リーグを戦う長野パルセイロ・レディースのMF三谷沙也加に、選手の目線から“オススメ”プレーヤーを訊いた。
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■田中美南(INAC神戸レオネッサ/26歳/FW/身長164cm)
「4年連続得点王を獲得していて、私が欲しい“点を取る”能力に長けた選手。大事なポジションにいるのも運命ですよね。今年INACに行って、皆さんもどうなるのかなと思っていると思いますし、私もどんな活躍をするのかすごく楽しみです」
■菅澤優衣香(浦和レッズレディース/29歳/FW/身長169cm)
「去年、2回対戦して2試合ともゴールを決められて負けました。やっぱり相手からしたら怖い存在で、仕事をするところできっちり仕事をする。自分がそうなりたいというのもありますし、レッズの選手も『優衣香さんにボールを渡せば』と思っているはずです。しかもサッカーで結果を出せるだけでなく、人としてもすごく優しい。今年やり返したいと思っていたんですけど、カテゴリーが異なるので対戦ができないのが悔しいです。機会があれば、自分のプレーを見せつけたいと思います」
■上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース/34歳/MF/身長157cm)
「去年の対戦(第10節アルビレックス新潟レディース戦)で凄い左足ボレーを決められました。対戦していると本当に嫌な選手で、粘って粘ってやられた感じです。すごく注目を浴びる選手ではないかもしれないですけど、アルビでは上尾野辺さんが絶対的な存在。経験も豊富だし、キックとシュートの精度は自分も参考にしたいです」