メッシやC・ロナウド級、オーバメヤンの得点力 歴代プレミア選手で上回るのは3人のみ
抜群の安定感を見せるアーセナルFWオーバメヤンのスタッツに注目
英紙「デイリー・エクスプレス」が、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの得点力を称賛。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)などと並ぶくらい抜群の安定感を持っていると述べている。
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今季、オーバメヤンはプレミアリーグの得点ランキングでトップに1ゴール差の22得点をマークし、アーセナルの8位フィニッシュに大きく貢献。FAカップでチェルシーを2-1で下した今月1日の決勝戦では、PKを含む2ゴールでチームを優勝に導いた。
アーセナルでは公式戦通算109試合に出場し、70ゴール15アシストを記録しているオーバメヤン。ただ、さらに驚くべきは前所属先であるドルトムントも含めると、過去6シーズンで毎年25ゴール以上を挙げており、この記録を保持しているのはオーバメヤンの他にメッシ、ユベントスのロナウド、そしてバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキだけということだ。
また、オーバメヤンがサンテティエンヌ時代の2011-12シーズン以降、リーグ戦で16ゴールに到達しなかったのは、ドルトムントでの初年度だった13-14シーズンの13ゴールのみ。ここまでのキャリア通算では503試合263ゴールで、2試合毎に1ゴール以上を記録している計算だ。
オーバメヤンの安定感を証明するスタッツは、ゴール数だけではない。ゴールまでにかかる時間は、1ゴールあたり平均「128分」で、プレミアリーグ28年の歴史のなかでこれを上回るのは、同じくアーセナルで“英雄”と称えられた元フランス代表FWティエリ・アンリ氏(121分)、トットナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(120分)、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(107分)のわずか3人のみとなっている。
さらに1試合平均ゴール数では、アーセナルの歴代トップであるアンリ氏の「0.68」に次ぐ、「0.64」をマーク。ただ、アンリ氏がプレーしていた頃のアーセナルはタイトルレースに参戦するほどの強豪だった。現在のチーム状況を考えると、今のアーセナルでこれほどの数字を叩き出しているオーバメヤンは「より素晴らしい」と言えるかもしれない。
実際、オーバメヤンは今季序盤にアーセナル加入からリーグ戦79試合目で50ゴールを達成。1992年にアンリ氏がマークした83試合50ゴールを塗り替え、クラブ最速記録を達成している。
今後の去就が注目されており、同選手は残留の場合に週給25万ポンド(約3460万円)という高額な報酬を求めていると見られるオーバメヤンだが、キャリアを通して歴代のレジェンドと比較しても抜群の安定感を持っていることを考えれば、「高すぎる」ことはないのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)