今季5得点のFWニアングを襲った不運　左足首と左ひざ靭帯損傷の疑い

　公式戦11試合連続の無敗を継続するACミランを悲報が襲った。U-21フランス代表FWエムベイエ・ニアングが、28日未明に交通事故に遭い、左足首などに重傷を負った。全治2カ月の離脱となる可能性が急浮上している。イタリア衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

　今季リーグ戦16試合で5得点を決めているストライカーに不運が起きた。28日未明に自動車を運転中に事故を起こし、重傷を負ってしまったという。ニアングは地元警察当局からアルコール検査を受けたが、陰性と診断された。左足首と左ひざ内側側副靭帯損傷の疑いで、全治2カ月の離脱を余儀なくされるという。

　3月1日のイタリア杯準決勝アレッサンドリアとの第2戦を含め、大詰めを迎えるリーグ戦で最大10試合を欠場する可能性が浮上している。ニアングはコロンビア代表FWカルロス・バッカ、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラに次ぐ、ミランで3番目のスコアラー。前線から強烈なプレッシングを仕掛け、日本代表FW本田圭佑とともに攻守両面で黒子役の働きを続けてきた。

　シニシャ・ミハイロビッチ監督の愛弟子で本田の相棒の離脱は、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を狙うミランにとって、大きな痛手となりそうだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images