「魔法のタッチ」 神戸イニエスタ、ゴール演出の「信じられないパス」に海外衝撃
札幌戦でゴールの起点となったイニエスタ、正確無比のパスに海外注目
ヴィッセル神戸が2日のJ1第8節北海道コンサドーレ札幌戦で3-2と逆転勝利を収めたなか、輝きを放った1人が元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタだ。ゴールの起点となる約30メートルの正確無比なパスを通し、海外メディアが「信じられないビジョンと信じられないパス」と絶賛している。
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シーズン再開後の6試合で3勝3分と負けなしの札幌と、2勝2分2敗の神戸が激突した一戦。前半29分、MF荒野拓馬に先制ゴールを奪われるも、同31分にMF山口蛍の一撃で神戸がすぐさま追いつく。
そして1-1で迎えた同45分、イニエスタがピッチを掌握した。自陣から30メートル超のロングパスを供給。これにMF西大伍が抜け出してラストパスを送り、最後はドウグラスが合わせ、神戸が2-1と逆転に成功した。
その後、試合は打ち合いの様相を呈するも、最終的に神戸が3-2と勝利。山口が今季リーグ戦初ゴールを含む2ゴールと大活躍した一方、円熟のテクニックで「名手ここにあり」を印象付けたのはイニエスタだ。
オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」公式ツイッターは、イニエスタの超絶パスに触れ、「信じられないビジョンと信じられないパス」と最大級の賛辞を送った。また、米スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版も「魔法のタッチ」と驚嘆の声を上げている。
今季7試合で先発出場を果たしているスペインの名手が華麗にゴールを演出し、チームもリーグ戦3勝目を挙げて9位に浮上している。
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