浦和Lは前線へのプレスを徹底　ベレーザはショートパスで模索するも…

　浦和Lはベレーザのパス回しで突破されることを恐れずに前へ、前へとプレスをかけ続け、ベレーザはそれでもショートパスでの突破を模索した。ベレーザのMF長谷川唯も「前から来ていてもタイミングをずらして少し自分の後方のスペースを使いながらワンタッチを使えるように周りが動いたり、もう少し一人ひとりが気を使ってボールを受けたがるようなプレーをしていければ、今日のようなプレッシャーだからこそ逆に剥がせることも増えてくる」と、自信は崩さなかった。

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　女子サッカーは今年、最大のイベントだった東京五輪が延期になった一方で、来年からのプロリーグ「WEリーグ」発足が発表された。観客動員や資金的な不安も指摘されるが、少なくともこの日のピッチで繰り広げられたゲームは、双方が自分たちのストロングポイントを出し合って真っ向勝負を見せて勝利を目指す非常に魅力的なものだった。こうしたゲームを基準にしていくことが、WEリーグが成功するためには絶対的に必要なものになるはずだ。