ミラン、イブラヒモビッチとの契約延長交渉へ クラブ幹部が明言「プロジェクトの一部」
マルディーニSDがイブラヒモビッチへの期待を語る 「それが私たちの基本路線」
ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、来季以降も残留する可能性が高まっているようだ。イタリアの複数メディアの報道に続き、米スポーツ専門局「ESPN」が、ミランでスポーツダイレクターを務める元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏のコメントを伝えている。
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イブラヒモビッチは2019年限りで米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了を迎えた。その後、冬の移籍市場でミランに加入。その後の活躍は、驚異的なものだった。
2019-20シーズンの前半戦、ミランは低迷していたが、イブラヒモビッチが加入すると息を吹き返す。18試合の出場で10得点5アシストと驚異の数字を残し、クラブのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得の立役者となった。セリエAで1シーズン10ゴールを記録した最年長選手となったイブラヒモビッチに対し、ミランも契約延長交渉に乗り出すことをマルディーニ氏は明かしている。
「私たちのクラブは今季、今後も継続すべきことを成し遂げた。ズラタンはプロジェクトの一部だ。交渉は簡単なものにはならないだろう。でも、私たちは彼とともに前進したいと思っている。攻撃陣に彼がいることは、私たちにとって幸せなことだ。さらにアンテ・レビッチ、ラファエル・レオンといった若手も、彼と過ごすことで成長が促さられるだろう。それが私たちの基本路線だ」
ミランは先日、ステファノ・ピオリ監督との契約を22年6月まで延長した。指揮官と良好な関係にあるイブラヒモビッチに対して、クラブは若手へ経験を伝えることも求めており、今後の交渉の進展が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)