遠藤渓太は「必ず多くのものをもたらす」 クラブ幹部、香川を引き合いに称賛「確信している」
横浜FMから1年間の期限付き移籍で加入した遠藤のポテンシャルを絶賛
ブンデスリーガ1部ウニオン・ベルリンに期限付き移籍した日本代表MF遠藤渓太には、同クラブ幹部からも大きな期待が懸けられているようだ。オリバー・ルーネルトSDのコメントをドイツ紙「キッカー」が報じている。
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横浜F・マリノスの下部組織出身の遠藤は2016年にトップチームデビュー。東京五輪世代の主力としても活躍する一方、昨季は33試合出場7得点を記録し、チームのJ1優勝に大きく貢献している。そして今夏、ウニオン・ベルリンへの1年間の期限付き移籍が決定した。
遠藤は日本でのラストマッチで軽度の負傷を負い、「キッカー」によるとすでにチームには合流しているものの、全体練習には参加していないとのこと。そんな遠藤について、ウニオン・ベルリンのルーネスとSDはドルトムントで活躍したMF香川真司(現サラゴサ)の名前も引き合いに出しつつ、次のように語っているという。
「日本で最も才能に恵まれている選手という話題では、遠藤渓太の名前が頻繁に聞かれるんだよ。とても大きなポテンシャルを持っていて、私たちの助けとなってくれるだろう」
「誰もが最初、(香川について)良い買い物ではないと言っていたが、すぐに世界的なスターに上り詰めた。選手には時間を与えなければならない。ケイタにはもちろん、時間が与えられるよ。適応する時間さえあれば、彼は必ず多くのものをもたらしてくれると確信しているんだ」
2019-20シーズンはブンデス1部初挑戦ながら、11位と中位フィニッシュを成し遂げたウニオン・ベルリン。さらなる躍進を目指すなかで、遠藤に懸けられている期待は非常に大きいようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)