吉田麻也、長友も驚く流暢なイタリア語で去就に言及 「もう1年滞在する可能性はある」

サンプドリアDF吉田麻也【写真:Getty Images】
サンプドリアDF吉田麻也【写真:Getty Images】

吉田がクラブの公式YouTubeチャンネルに登場 イタリア語でインタビューに応じる

 イタリア1部サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が流暢なイタリア語を披露した。現地時間1日に行われた第38節ブレシア戦後にインタビューに対応。クラブの公式YouTubeがその様子を披露している。

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 吉田はブレシア戦でもフル出場。試合は前半41分にサンプドリアが先制。FWメーディ・レリスのゴールで先手を取ったが、後半4分にPKでブレシアFWアーネスト・トレグロサにゴールを許し、1-1で引き分けた。それでも、吉田の今季14試合目で存在感を示した。

 6月にリーグ戦が再開してからは3連敗を喫するなど、苦しい時期もあったサンプドリアだが、その後は勝利を積み重ねてきた。7月19日第34節パルマ戦では3-2で勝利し、残留が決定。吉田は再開後すべてで先発に名を連ね、1試合を除きフル出場を続けている。第36節ユベントス戦(0-2)では、後半ロスタイムにゴールライン上で決死のクリアを見せて、ピンチをしのぐなど活躍を遂げている。

 そんななか、ブレシア戦後にインタビューに応じた吉田。クラブの公式YouTubeで流暢なイタリア語で対応する様子が公開されており、自身の公式ツイッターでは「加入時からシーズン最後にイタリア語でインタビュー受けることを目標に勉強してきました。そして今日やってみました!長友先輩に評価してもらいましょう。笑」と投稿。これに長友も「吉田くん半年でこれは凄いよ。今後から吉田先生と呼ばせて頂きますね。笑」と絶賛している。

 イタリアメディア「カルチョニュース24」によると、インタビューでは「私はとても幸せ。難しい時期だったが、セリエAに残留することができた。これが一番大事。私にとって新しい経験だった。イングランドで7年間過ごしたが、すべてが違った。でも、私は挑戦するのが好き。コーチ、スタッフ、チームメート、ファンの皆様、ありがとうございました」と話し、去就についても言及している。

「まだ何も分からないけど、言えることは一つある。もう1年滞在する可能性はある。オフ中にクラブと代理人と話をします」

 見事なイタリア語で本音を明かした吉田。その去就にはイタリアでも注目を浴びているようだ。

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