メッシへ4年総額320億円超オファー報道、インテルCEOが反論「敬意を欠いている」
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インテルがメッシに巨額オファーと報じられるも…インテルのマロッタCEOが否定
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対して、セリエAの強豪インテルが巨額オファーを準備していると報じられた件について、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOは「敬意を欠いている」と反論。「彼はバルセロナで引退する」と獲得の噂を真っ向から否定した。
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メッシとバルセロナの契約は2021年6月末までで、現時点では契約延長に関して進展が伝えられていない。そうしたなかでイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」ではインテルがメッシに4年総額2億6000万ユーロ(約324億円)というメガオファーを準備していると報じられた。
しかし、インテルのマロッタCEOはそうした報道を受けて「我々は現実的にならなければいけない」と衛星放送局「スカイ・スポーツ」でコメント。メッシ獲得は「理想論」だと真っ向から否定した。
「メッシが欲しくない人なんていないが、妄想を煽るのは敬意を欠いているよ。現実的にならなければいけない。メッシが偉大な選手であることは周知の事実だが、彼はバルセロナの選手だ」
マロッタCEOは新型コロナウイルスのパンデミックでクラブが財政面に打撃を受ける中で、数百億円単位の金額を投じてメッシ獲得に動くことは非現実的だとしている。また、「メッシはバルセロナでキャリアを終えるだろう」とアルゼンチン代表FWが長年プレーしてきたバルセロナを離れる可能性は低いとの見解も示している。
インテルのメッシ獲得報道はこれまでにも何度もあったが、結局実現には至っていない。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと再び同じリーグで戦うとの期待の声も上がったが、全ては絵空事のまま終わりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)