ライプツィヒ公式ツイッターの投稿が話題

　チェルシーに新加入したドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが早くも退団希望か――。古巣RBライプツィヒがツイッター上でそんなジョークを飛ばし、話題を読んでいると英紙「デイリー・メール」が報じている。

　今季ブンデスリーガで28点を挙げるヴェルナーは複数ビッグクラブからの関心が集まる中で、プレミアリーグのチェルシーへの移籍が決定した。

　ドイツのシーズンは全て終了しており、ヴェルナーはすでにチェルシーに合流。現地時間1日に行われたアーセナルとのFAカップ決勝スタンドからこの試合を観戦していた。

　チェルシーは試合開始5分で先制に成功したものの、後半22分までにアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに2得点され、逆転を許してしまう。

　するとその直後にテレビ中継のカメラはスタンドでスマートフォンを操作するヴェルナーの姿をとらえた。これを受けてRBライプツィヒの公式ツイッター英語版は「Timo Werner is typing…（ティモ・ヴェルナーがタイピング中）」とヴェルナーがチャットで何かメッセージを書き込んでいる風の画像を投稿。ヴェルナーが早くも古巣に連絡をしてきたことを“匂わせ”たのだ。

　英紙「デイリー・メール」は「RBライプツィヒは5300万ポンド（約73億円）のストライカーがドイツに戻る準備ができているとジョークを飛ばした」と一連の“イジり”について報じている。なお、このツイートには4万8000件以上のリツイート、15万件以上のいいね！　がつく大反響となっている。

　あと一歩のところでFAカップは逃したチェルシーだが、今季はまだUEFAチャンピオンズリーグでタイトル獲得の可能性が残っている。ヴェルナーだけでなく、モロッコ代表FWハキム・ツィエクの獲得も決めるなど積極的な補強を進めているだけに、来季の躍進が期待される。