久保建英、“獲得レース”に1部残留セルタが参戦 創造性を高評価と現地紙報道
再レンタルが噂されるなか…国内のみならず欧州各国クラブが興味
日本代表MF久保建英は移籍専門サイト「Transfarmaket」の市場価格で3000万ユーロ(約36億円)の価値まで高騰し、2020-21シーズンの去就について“獲得レース”が勃発している。スペイン紙「マルカ」によるとラ・リーガ1部の常連であるセルタも名乗りを上げているという。
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リーグ後半戦にかけてマジョルカで完璧にレギュラーを確保し、数多くのチャンスメイクをするなど4ゴール4アシストの成績を残した久保。マジョルカが降格したことを受け、久保の創造性について高く買っているのがセルタだという。
セルタは今季残留争いの渦中に巻き込まれ、残留圏内ぎりぎりの17位でシーズンをフィニッシュした。とはいえチームにはスペイン代表FWイアゴ・アスパスなど選手はそろっており、すでに獲得が決定しているFWアルバロ・バディージョ(グラナダ)や元バルセロナのFWノリート(セビージャ)らに加えて選手層を厚くするため、久保への興味を示しているという。
オスカル・ガルシア監督自体もバルセロナの下部組織での指導経験があり、2019-20シーズンをマジョルカで過ごした久保について、2年目を受け入れることをクラブに希望している。ただし既報の通り久保についてはオサスナ、レアル・ソシエダ、ヘタフェ、ベティス、グラナダ、バジャドリード、レバンテ、ウエスカ、アヤックス、ラツィオと数多くのクラブが手を上げており、レアル・マドリード側もレンタル移籍の際の給与の折半を望んでいるため、年俸面もネックになるとみている。
とはいえジネディーヌ・ジダン監督率いるトップチームはEU圏外の国籍選手の兼ね合いもあり、久保が再レンタルされることは既定路線となっている。数多くの競合するなかで、セルタは久保の心を動かす条件を示すことはできるか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)