主将コンパニーと抱き合う姿も

「ものすごい接戦になるだろうから、楽観はしてないぜ。でも、俺たちはペナルティーキックで勝つはずさ。（コートジボワール代表MFヤヤ・）トゥーレが蹴ってね」

　この発言通り、PK戦ではシティのGKウィルフレード・カバジェロが3本を止める大活躍を見せ、4人目のトゥーレが落ち着いて成功させて2年ぶり4度目となる同大会制覇を成し遂げた。これにはノエルも大喜びで、シティや大会の公式ツイッターアカウントでは、ヤヤ・トゥーレと一緒にカップを手に持つ姿、そしてキャプテンのベルギー代表DFヴァンサン・コンパニーと抱き合って喜びを爆発させる様子が次々とアップされた。

　同紙ではノエルの制作した名曲「ザ・マスタープラン」（日本語で基本計画の意味）をもじって「トゥーレのPKでキャピタルワン制覇を予言、すべてはノエルの“マスタープラン”？」との見出しがついている。最愛のクラブのタイトル獲得を、自らが導いたとの報道には、イギリス音楽史に残るロックンロール・スターもご満悦に違いない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images