本田は失墜した名門ミランの「価値を高める存在」 地元記者が攻守のクオリティーを絶賛
得点に絡まなかったトリノ戦でも「すべてにおいて特別だった」
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、27日に行われた本拠地トリノ戦で攻守に奮闘し、1-0の勝利に貢献した。公式戦13試合連続でスタメン出場を果たしている本田には、2年連続で欧州カップ戦出場権を逃しているミランの「価値を高める存在」という声が上がっている。
「本田はトリノ戦で最も重要な選手だった。 攻守どちらもできる唯一の選手。縦パスを供給する選手。ユニークな発想ができる選手。すべてにおいて特別だった」
地元テレビ局「7ゴールドTV」のミラン番記者、パウロ・ヴィンチ氏はこう語った。トリノ戦ではアシストもゴールもなかった本田だが、90分間を通したプレーを高く評価していた。
「常に頭でボールを前へ進めようとしていた。本田はミランの価値を高めている。チームの安定を保証する存在だ。本田はクオリティーが高く、レベルも高い。雨で足が重かったが、よく走り、犠牲的精神も見せていた。サイドで運動量豊富に動いていた」
闇雲なドリブルではなく、正確なパス回しと周囲と連動する動きで、チーム全体のプッシュアップに成功したと評価。そして本田の存在は、ミランの価値を高めるものだとも称えている。
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