今季引退のサッカー界スター選手は? W杯優勝コンビ、ブンデス最高助っ人FWも
大迫所属のブレーメンから41歳大ベテランが引退、大器晩成の元スペイン代表FWも決断
イングランドでは、エバートンの左サイドバックDFレイトン・ベインズが引退を発表した。セットプレーの名手ともして知られ、プレミアリーグで通算39得点37アシストを記録。英紙「ザ・サン」によれば、プレミアリーグ史上最も得点に関与したDFとして歴史に名を残している。カルロ・アンチェロッティ監督から契約延長オファーを提示されたようだが、それを固辞して35歳での引退を決断した。
日本代表FW大迫勇也の所属するブレーメンでは、元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロが引退。41歳の大ベテランはブンデスリーガで外国人選手として歴代最多490試合出場を誇り、通算197ゴールもバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに次ぐ歴代2位の大記録だ。ブンデスリーガ史上最高の助っ人FWは、2018年に4度目の復帰を果たしたブレーメンを現役生活最後のクラブに選んだ。
スペインではアスレティック・ビルバオのFWアリツ・アドゥリスが新型コロナウイルスによる中断期間中に引退を発表した。39歳のストライカーは今季開幕戦のバルセロ戦で豪快なオーバーヘッドシュートを決めたが、その後は負傷離脱もあってラストシーズンはその1得点に終わった。2016年には35歳でスペイン代表に復帰を果たすなど、息の長い活躍を見せたが、約20年間のプロキャリアに終止符を打った。
その他にも、オーストラリア代表のキャプテンとして活躍したMFミル・ジェディナク、ビジャレアル一筋でプレーした元スペイン代表MFブルーノ・ソリアーノ、今季のフランスカップ決勝でパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペへの危険タックルで一発退場となったサンテティエンヌのDFロイク・ペランといった実力者たちが今季限りでスパイクを脱ぐことが決まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)