浦和が先制も終了間際に失点 清水との“サッカー王国対決”は痛み分けの1-1ドロー
レオナルドの一撃で浦和が先制、土壇場で清水のヴァウドが同点弾
浦和レッズが清水エスパルスをホームに迎えた“王国対決”となった1日のJ1第8節は、浦和が先制したものの残り5分を切って清水が追いつき、1-1で引き分けた。
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浦和は前節にスタメン出場して無失点に貢献したDF槙野智章が継続起用。負傷から復帰したオーストラリア五輪代表で主将のDFトーマス・デンとセンターバックのコンビを組んだ。前線では前節に負傷交代したFW興梠慎三が登録メンバーから外れ、FWレオナルドとFW杉本健勇が2トップを組んだ。
互いにゴール前へ入り込めない試合は、徐々に左サイドからの攻撃でリズムをつかんだ清水のペースに。前節にセットプレーで4得点を奪った清水はコーナーキックを何度も獲得したものの、浦和は整理されたゾーンディフェンスで対抗してゴールを許さなかった。前半唯一の決定機は同42分にショートカウンターから清水のFW西澤健太がゴール前でヘディングシュートを放った場面だったが、GK西川周作の好セーブで0-0のままハーフタイムになった。
浦和の大槻毅監督はハーフタイムにMF青木拓矢からMF柴戸海への交代で中盤を修正すると、その効果が表れ浦和の最終ライン手前からの守備が安定。そこから攻撃に出ていく場面を作ると同9分、右サイドからのボールをゴール正面で受けたレオナルドが左足のキックフェイントで相手を外すと、右足の小さいステップでGKのタイミングも外し、冷静に流し込んで先制点。昨季にJ2得点王を獲得したストライカーは2試合連続ゴールでリーグ通算も4得点に伸ばした。
その後、再び試合は両チームが決定機を作れない膠着状態になった。浦和は同35分にMF関根貴大との交代でMF武冨孝介が出場。昨年夏に湘南ベルマーレへの期限付き移籍から復帰したものの負傷が長引いていたが、これがほぼ1年越しで浦和へ復帰後の初出場になった。
交代枠5人も使い切って反撃に出る清水は同41分、セットプレーの二次攻撃からゴール前に入ったボールをDFヴァウドが押し込んで土壇場の同点ゴール。試合はこのまま1-1で引き分け、浦和は清水戦の無敗記録を12試合に伸ばしたもののホームで勝ちきれなかった印象の強いゲームになった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)