キャプ翼級の黄金コンビ!? 天才デル・ピエロ、伝説の“オーバーヘッドアシスト”に再脚光
05年のミラン戦で芸術的アシスト、トレセゲのゴールを演出
元イタリア代表の“ファンタジスタ”として知られるFWアレッサンドロ・デル・ピエロが、ユベントスで当時のフランス代表FWダビド・トレセゲに送った“オーバーヘッドアシスト”が再脚光を浴びている。イタリアのオンラインカジノ「スターカジノ・スポルト」は、このゴールを「キャプテン翼のゴールデンコンビの2人のようだ」と特集している。
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2004-05シーズンに優勝を争っていたユベントスとACミランの両名門は、勝ち点で並んだ状態で05年5月8日の決戦を迎えた。左サイドでボールを持ったファンタジスタは、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニと対峙しながら、得意の右足で巻いたシュートを放つ“デル・ピエロゾーン”へ。右足をキックフェイントにして縦への突破を仕掛けたが、そこはマルディーニもしっかりと付いていき左足クロスをスライディングでブロック。ボールは敵地サン・シーロの空に舞った。
その瞬間、落ちてくるボールに対してデル・ピエロも舞った。飛び上がってオーバーヘッドキックでゴール前にボールを供給すると、GKの前にスッと入り込んだのがトレセゲだった。周囲がアッと気を取られた瞬間を見逃さなかったストライカーは、頭でボールを押し込んでゴールした。この“オーバーヘッドアシスト”が、キャプテン翼の主人公、大空翼にたとえられた。
「デル・ピエロは大空翼にインスピレーションを受けたようなオーバーヘッドで空を飛んだ。誰もがそれをシュートかと錯覚したが、実際にはアシストのボールだった。1人だけ理解していたかのようなトレセゲは、岬太郎のような存在だった」
原作でも、翼くんに相手チームの目が集中した時に、スッと現れてサポートし、試合を決める仕事をするのが“永遠のベストパートナー”こと岬くんでもある。芸術性の高いアシストは、ユベントスの“ゴールデンコンビ”が見せたプレーとして歴史に残り続けていくはずだ。