ベイル、“構想外”でもレアル残留決断か ウェールズ代表監督に残留意思と英紙報道
現行契約は2022年6月まで…ギグス監督に決断を伝えたと報道
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、所属するレアル・マドリードで事実上の“構想外”であったとしても、スペインの名門を離れるつもりはないようだ。英紙「デイリー・ミラー」は、ベイルがウェールズ代表のライアン・ギグス監督に自身の決断を伝えたと報じている。
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2018年夏にレアルがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをユベントスに放出した後、レアルのエースになることが期待されていたベイルだが、現状ではジネディーヌ・ジダン監督から戦力として見なされていない。新型コロナウイルスによるリーグ中断直後には、フィジカルテストでクラブ最高の数値を出したと伝えらえたものの、ラスト7試合では1分も出場機会を与えられなかった。
さらに試合中のスタンドで、マスクで目を覆って居眠りする素振りや、テーピングのロールを使って双眼鏡を覗くような仕草を見せるなど、その奇行が話題に。優勝決定直後もチームの歓喜の輪に加わらず、距離のある位置から複雑な表情で胴上げされる指揮官を見ていたことから、ベイルの気持ちがクラブから離れていると思われていた。
だがベイルは、ウェールズ代表のギグス監督やチームメートに、レアルを離れる考えがないことを伝えたという。現行契約は2022年6月まで残っており、週給60万ポンド(約8200万円)もの金額を受け取っている。そんな高額な選手を、移籍金を出してまで獲得しようとするクラブはないとされている。
今年開催される予定だった欧州選手権(EURO)は、新型コロナウイルスの影響で来年に延期されたが、もしベイルが今季のようにレアルで試合に出場できなければ、良いコンディションで本大会に臨むことは難しくなる。昨年6月のEURO予選でウェールズがクロアチア戦(1-2)、ハンガリー戦(0-1)と連敗を喫した際、ギグス監督は当時レアルで試合に出場していなかったベイルについて、キレを欠いていたことを認めていた。選手としての能力だけを見ればEUROの主役候補だが、今夏の選択次第では、その舞台に立てない可能性も出てくるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)