闘莉王2世? 192cm逸材DFがプロ初得点、「選手権ぶりのパフォーマンス」写真に反響
福岡DF三國ケネディエブスが愛媛戦で初ゴール、「救世主」と称賛の声
J2アビスパ福岡の期待の逸材、20歳のDF三國ケネディエブスが29日の第8節愛媛FC戦で後半途中から出場し、2年目の若武者が記念すべきプロ初ゴールをマークした。自身の公式ツイッターで「選手権ぶりのゴールパフォーマンス」ショットを公開した一方、「目指せ!闘莉王2世!!」とエールが届いている。
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試合は後半32分、愛媛MF川村拓夢に鮮やかな一撃を浴びて被弾。劣勢の福岡は同35分にFW城後寿を下げてDF三國を投入。今季初出場のこの日はFW起用されたなか、直後の同37分に魅せる。福岡が右CKを獲得し、DFエミル・サロモンソンが正確なクロスを供給。巧みな動き出してニアサイドに走り込んだ三國がヘディングシュートを突き刺し、1-1のドローに持ち込んだ。
試合後、三國は公式ツイッターで「プロ初ゴールでチームを救えたのでとても嬉しいです。本職のCBとして出れるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と綴り、さらに「選手権ぶりのゴールパフォーマンス」と1枚の写真をアップ。ゴール直後、膝スライディングで歓喜している瞬間を捉えている。
ファンから「待ってました」「東村山の誇り」「敗戦濃厚を救う救世主」と称賛の声が続々と届いた。その一方、時にFWとしても強烈な存在感を示した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏を引き合いに、「目指せ!闘莉王2世!!」と後押しするコメントも並んだ。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、192cmの体格を生かしたプレーが光る三國。青森山田高校時代までFWとしてもプレーした経験を持つ。闘莉王氏のように鉄壁の守備と高い得点力を武器に日本代表へと登り詰めるのか。超大型DFのパフォーマンスに注目が集まる。