5連覇に死角なしのユベントス 長友出番なしのインテルを0−2で粉砕
ボヌッチとモラタ弾で完勝
伝統のイタリアダービーは、ビアンコネーロ(白と黒)の完勝に終わった。28日に、セリエAでは首位のユベントスと日本代表DF長友佑都所属のインテルがリーグ戦で激突。ホームのユベントスが後半立ち上がりに先制すると、終了間際にも追加点を挙げて2-0で勝利した。ベンチスタートの長友は、出番なくゲームを終えた。
インテルのロベルト・マンチーニ監督はユベントスに合わせた3-5-2システムをチョイス。中盤にフェリペ・メロ、ガリー・メデル、ジョフリー・コンドグビアといったフィジカル能力が高い選手を並べて、王者を迎え撃った。
インテルが激しくプレッシングに出る立ち上がりだったが、ユベントスはチャンスを量産した。前半5分にMFエルナネスが強烈な左足ミドルを放つと、インテルGKサミル・ハンダノビッチが指先で辛くもコースを変えてクロスバーに直撃。勢いに乗ったユベントスはFWパウロ・ディバラ、FWマリオ・マンジュキッチにも次々に決定機が訪れ、完全に主導権を握った。
前半のインテルのチャンスは、セットプレーの場面で相手FWマンジュキッチのクリアが味方ゴール方向に飛んだ場面程度。0-0とはいえ内容的には圧倒的なユベントスのペースでハーフタイムを迎えた。
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