「狙われていた」 輝きを失ったドルトムント香川が赤裸々に告白した迷い

ホッフェンハイム戦でトップ下先発も前半のみで退く 2016年得点、アシストなし

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は28日のホッフェンハイム戦に先発出場したが、前半のみの出場でドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンと交代した。何もできないままピッチを後にし、独地元メディアからチーム最低評価を受けた背番号「23」は、「プレーに迷いがある」と苦しい胸の内を明かした。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

 ドルトムントは前半25分に、17位の格下ホッフェンハイムに先制を許した。5バックの守備的布陣を敷いた相手を前に、この日も4-2-3-1のトップ下でプレーした香川だったが、効果的なプレーを見せられなかった。試合を振り返り、香川自身が相手DF陣のターゲットにされていたと振り返る。

「うーん……、やっぱり相手もハードワークして自信もね、こないだの試合に勝ってたし。監督も代わって、みんなすごく思いっきりやってる感じがあったので。彼らのほうがやっぱり球際も含めて、特に前半に関してはうまく守れてましたし。そのなかで、僕にボールが入った時にすごくプレスに来てたので、そこはすごく……。僕としては狙われていたと思います」

 スタメン出場した25日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)32強の敵地ポルト戦でも存在感は薄く、最近はゴールに絡むプレーも減っている。ポルト戦後、ドイツ地元メディアからは「前半戦のクリエイティブな姿が思い出せない」と厳しく評価されたが、この試合でも殻を突き破るような活躍はできなかった。

 

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