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屈辱の前半交代 ドルトムント香川に独メディア苦言 「行動半径はとてつもなく広いが…」
課題はパスミス ホッフェンハイム戦で独紙がチームワースト評価
日本代表MF香川真司は28日のホッフェンハイム戦に先発出場したが、前半のみの出場でMFギュンドアンと途中交代となり、得点に絡むことはできなかった。独地元メディアからはチーム最低評価を下された。
独地元紙「WAZ」の採点(1が最高、6が最低)で香川は、単独でチームワーストの5点。寸評では、ピッチを所狭しと駆け回る運動量については一定の評価を得ているが、ミスの多さと結果につながらないプレーについて厳しく評価された。
「行動半径はとてつもなく広い。右サイドバックの位置にいたと思ったら、次の瞬間には左サイドの高い位置にいた。しかし、誤ったプレーの割合もとてつもなく大きかった。象徴的だったのは前半21分、右サイドでムヒタリアンとのいいコンビネーションを見せて抜け出したが、フリーのオーバメヤンへのパスをミスした。ハーフタイムでギュンドアンに道を譲った」
2016年に入り、いまだ得点もアシストもゼロの香川はトンネルから抜け出せずにいる。トゥヘル監督は試合ごとにメンバーを大きく入れ替えるなど、実験的な采配を振るうなかで出場機会を手にしているが、結果は出ていない。
この試合も香川の交代後に、チームは3点を奪って逆転勝利。6連勝と好調を維持するなかで、ドルトムントの背番号「23」は正念場を迎えている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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