「馬鹿げている」 今季プレミアベスト11に“マンU救世主”…英識者の見解にファン疑問
シアラー氏、在籍半年のフェルナンデスをベストイレブンに選び疑問の声が上がる
元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が、今季プレミアリーグのベストイレブンを発表したが、その1人に冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドに加入したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが名を連ねたことで、ファンから疑問の声が上がっている。英紙「ザ・サン」が報じた。
フェルナンデスは今年1月にスポルティングCPから6700万ポンド(約91億円)でユナイテッドに移籍。すぐにレギュラーの座を奪取すると、加入翌月にはプレミアリーグの月間最優秀選手に輝き、最終的にはリーグ戦14試合で8ゴール、チーム最多タイの7アシストでチームの3位フィニッシュに大きく貢献した。
そんなフェルナンデスを、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(リバプール)、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)とともに中盤の1人にピックアップしたシアラー氏。「(彼は)マンチェスター・ユナイテッドの運命を変えた。彼のおかげで彼らはトップ4に入ることができた」と選出の理由を説明している。
しかし、新型コロナウイルスにより中断となった期間を除くと、わずか半年足らずしかプレミアリーグでプレーしていない同選手にベストイレブンに入る資格があるのかどうか、ツイッター上ではファンから疑問の声が上がっている。
「理解できない。何度か良いパフォーマンスを見せて、PKを決めただけで年間ベストイレブンに入っている」
「なんて奇妙なチョイスなんだ。コバチッチのほうがはるかに良かった」
「アラン、君のことは大好きだが、ブルーノはベストイレブンからは程遠い」
「彼は良かったし、数年の間にトッププレイヤーの1人になると思うが、今季ベストイレブンに入れるのは馬鹿げている」
シアラー氏はベストイレブンに今季リーグ制覇を果たしたリバプールから5選手を、33歳の史上最年長で得点王に輝いたレスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを選出。出場試合数の少なさから疑問の声が上がっているものの、リーグ後半戦でフェルナンデスが放ったインパクトはイングランド代表のレジェンドを魅了するものだったようだ。