インテルFWラウタロ、”133億円”ネックも来年夏にバルサ行き? 駆け引きは“長期化”へ
インテルのアルゼンチン代表FWラウタロは1年後にバルセロナ入りか
イタリア・セリエAの強豪インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、来季からスペインの強豪バルセロナへ加入する可能性は極めて低くなったものの、1年後のバルセロナ行きの可能性はかえって高まっているという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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ラウタロは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでバルセロナと直接対決した一戦において高速カウンターでゴールしたことから、注目を集めた。その後、来季に向けてバルセロナが本格的な獲得に乗り出すという流れが報じられてきた。
しかし、インテルが設定した1億1100万ユーロ(約133億2000万円)の移籍金をバルセロナは捻出できず、選手を交渉に含めた提案も拒否された。これにより、ラウタロ本人とは条件面で合意したという報道もあったものの、来季の獲得が実現する可能性は極めて低くなったとみられている。
一方で、それが1年後となると話は変わってくるという。2023年6月までの契約を持つラウタロだが、バルセロナ行きを望むために延長オファーを断ることは確実だとされる。そして、新型コロナウイルスの影響による減収もひと段落することが期待される1年後に、あらためて獲得が合意に至る可能性は高いとされた。
バルセロナが現金の捻出を避けるために選手を移籍金の換算に含める交渉を頑なに行う可能性は十分にあるとされたものの、バルセロナとインテルによるラウタロを巡った駆け引きは1年以上続くことになるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)