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香川先発も精彩を欠き前半で退く ドルトムントは終盤の3得点で逆転勝利
降格圏のホッフェンハイムに大苦戦 土壇場で猛攻が実り3-1で勝利
ドルトムントは28日、17位と降格圏に沈んでいたホッフェンハイムと対戦。先制されながらも、終盤の猛攻で逆転し、2-1で勝利した。先発出場した日本代表MF香川真司だったが、見せ場なく前半のみの出場でピッチを後にした。
先制したのはアウェーのホッフェンハイムだった。前半25分にMFルディが決めて、公式戦4試合連続無失点中だったドルトムントゴールを破った。
1点を追うドルトムントは後半開始と同時に香川がベンチに下がり、MFギュンドアンがピッチに立った。さらに、後半13分には先制点を決めたホッフェンハイムMFルディが、FWオーバメヤンへの背後からの危険なタックルにより一発退場となった。数的優位を得たドルトムントは、MFバイグルを下げてFWラモスを投入するなど、トゥヘル監督も攻撃的な采配を振るった。
猛攻に次ぐ猛攻でも得点が遠かったドルトムントだったが、ついに得点が生まれる。後半35分、左サイドのCKからMFムヒタリアンが左足のシュートでネットを揺らし、同点に追いついた。
すると、それまで耐え抜いてきたホッフェンハイムの守備が崩壊。同40分にはFWラモスが強烈なヘディングで、同45+2分にはムヒタリアンのアシストからオーバメヤンが決めてダメ押しし、ドルトムントが3得点を奪った。
そのまま試合終了のホイッスル。勝てば自動降格圏脱出だったホッフェンハイムの粘りを前に苦戦を強いられたドルトムントだったが、最終的にはシュート26本を放つ波状攻撃が実り、辛くも勝ち点3を手にした。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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