鎌田の超絶“3人抜き”が「年間アシスト」3位に選出 ブンデス公式称賛「圧巻の個人技」
ヘルタ戦で記録したアシストに新たな勲章、ブンデス公式の企画で選出
今季のブンデスリーガにおける「ベストアシストTOP10」を同リーグ公式サイトが発表し、そのなかでフランクフルトの日本代表MF鎌田大地が第31節ヘルタ・ベルリン戦(4-1)で記録したアシストが、堂々3位に選出されている。
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今回のランキングで1位に輝いたのは、バイエルンのカナダ代表MFアルフォンソ・デイビスが左サイドを80メートル近くドリブルと壁パスを使って突破した第16節フライブルク戦での衝撃のアシスト。さらに2位にはヴォルフスブルクのスイス代表DFケビン・ムバブが、第26節アウクスブルク戦で見せた右サイドでの3人抜き突破からのお膳立てが選ばれている。
それに続く3位に選ばれた鎌田のアシストは、ヘルタ戦の後半17分に生まれた。敵陣深い左サイドでボールを受けた鎌田は、ヘルタのセルビア代表MFマルコ・グルイッチをドリブルでかわして中に切れ込むと、さらにそこからドイツ代表DFニクラス・シュタルク、U-22ドイツ代表DFジョーダン・トルナリガも次々に抜き去り、最後はゴール前に詰めていたポルトガル代表FWアンドレ・シルバに左足でグラウンダーのパスを送って、バックヒールでのゴールを演出した。
このアシストシーンについて、ブンデス公式サイトは「ヘルタ・ベルリンのディフェンダーを次々にかわし、最後はシルバへの巧みなパスで飾り付けをした、ダイチ・カマダの圧巻の個人技も外すわけにはいかない」と記して称えた。
またこのゴールシーンは、ドイツ放送局「WDR」のスポーツ番組「シュポルトシャオ」が視聴者アンケートによって毎月選出している「月間ベストゴール」の6月部門で1位に選ばれているが、同番組の公式サイトが「カマダとシルバの共同作品が月間ベストゴールに」という見出しを打つなど、鎌田のアシストにも高い評価を下している。
今季のブンデスリーガを代表するベストプレーの一つであり、鎌田のキャリアの中でも指折りのビッグパフォーマンスとして、今後も語り継がれていくアシストになるかもしれない。