イブラヒモビッチ、退団報道から一転残留か 新ユニフォームPV登場で現地紙も注目
イブラヒモビッチが新ユニフォームお披露目プロモーション映像に登場
イタリア・セリエAの名門ACミランで去就の注目される元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、来季の新ユニフォームお披露目プロモーション映像に登場。残留に向けた動きではないかとイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
ミランはプーマ社による来季のユニフォームをデザインなども含めて発表。男女のトップチーム、ユースチームが着用するモデルが披露された。先行的な意味合いも含め、今季の最終戦となる8月2日の本拠地カリアリ戦で着用されることもミランから発表されている。
そのプロモーション映像には、イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリ、元フランスU-19代表DFテオ・エルナンデス、トルコ代表MFハカン・チャルハノールが登場し、最後に両手を広げた神々しい後光の差したシルエットとともにイブラヒモビッチが登場する。
今季のラストゲームで着用されるとはいえ、根本的には来季に向けたデザインでのもの。そのため、同紙はこれを来季のイブラヒモビッチ残留に向けた前向きな要素と捉えたほか、「オプションの行使となる1年契約延長に際し、イブラヒモビッチはクラブ事情を鑑みて減俸に応じる用意がある」ともした。
ミランは来季、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で少なくとも予選からの出場権を持つ。残り2試合のローマとの順位争い次第では、本戦からストレートインする可能性も残している。
ドイツ人の知将ラルフ・ラングニック氏の招聘による大改造が行われるとみられたミランだが、現実にはステファノ・ピオリ監督の契約延長が決まった。そのことでイブラヒモビッチの契約延長の可能性が高まるとされるなかで、さらなるポジティブな要素が浮上したと言えそうだ。