ミラン黄金期DFマルディーニ、“内部対立”の収束に向けて近日中に去就決断
ミランCEOと元伊代表DFマルディーニが近日中に決断と現地メディア報道
イタリア・セリエAの名門ACミランは、今季中に起こったフロント陣の内部対立を収束させるため、イヴァン・ガジディス最高経営責任者(CEO)と元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏が近日中に将来に関する決断を下すと見られている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
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ミランは今季、OBのマルディーニ氏に加えて、現役時代にミランの「10番」も背負った元クロアチア代表MFズボニミール・ボバン氏が強化部門の幹部としてスタートした。しかし、シーズンの初めに就任したマルコ・ジャンパオロ監督を解任し、現在のステファノ・ピオリ監督を就任させた間、経営権を持つ米ファンド「エリオット・マネジメント」とガジディスCEOが別の動きをスタートしたことが内部対立の始まりになったとされる。
その動きが表面化したのが来季に向けた監督人事だ。経営サイドがドイツの知将ラルフ・ラングニック氏の招聘に動いていることが明るみとなり、これに反対したボバン氏が解任された。ラングニック氏の就任が極めて濃厚とされたなかで、一転してピオリ監督の契約延長が決まるというドタバタ劇を演じている。
当初、エリオットが計画していたのが、強化部門を一括でラングニック氏に任せたうえで、マルディーニ氏を副社長の位置に据えることだったという。これは、ユベントスがOBの元チェコ代表MFパベル・ネドヴェド氏、インテルがOBの元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏に同様のポストを与えていることにヒントを得ていたとされた。しかし、ラングニック氏の件が頓挫した今、マルディーニ氏が引き続き強化部門を率いるかどうかが焦点となる。
ミランとマルディーニ氏の契約は2年間残っているとされ、ガジディス氏との関係と、強化部門の役割を担うかどうかが将来を決めるための大きな要素になる。8月2日にリーグ最終戦を迎えるだけに、移籍市場での動きを考えれば早急に決着をつけるべき案件でもある。果たして、ミランの黄金期を知るレジェンドはどのような決断に至るのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)