ミラン指揮官が語る本田が復権を遂げた理由 「苦しみを知り、戦うようになった」

さらなる成長を求める指揮官

 しかし、鬼軍曹はまだまだチームを成長させようとしている。勝利を収めたトリノ戦後も浮かれた様子はなく、厳しい言葉を発した。

「今夜のような試合こそ、難しい。スペースを塞がれるからだ。それはノーマルなこと。我々はミランなのだから。ブロックを解除し、ゴールを決めたことは優秀だったが、試合を決定づけることに関しては、それほどではなかった」

 追加点を決めることができなかったチームに苦言を呈したが、それも今のミランに伸びしろが残されているからだろう。チームが上昇気流に乗るなか、本田も2月14日のジェノア戦に続く今季2点目で指揮官の檄に応えたいところだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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