バルサMFアルトゥール、クラブとの契約解除希望 トレード移籍への“反逆”と現地報道
半ば強制的にユベントス移籍が決定、8月再開のCLでプレーする意思は「なし」
来季のユベントス移籍が決まっているブラジル代表MFアルトゥールはこれ以上バルセロナでプレーする意志はなく、チームへの合流を拒否したとスペイン紙「マルカ」英語版が報じている。
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2018年にバルセロナに加入したアルトゥールだが、今夏にボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチとのトレードでユベントスに移籍することが決定している。同選手はリーガ・エスパニョーラの全日程終了後に与えられた1週間のオフを利用し、ブラジルに帰国していたという。
その後、8月から再開する欧州チャンピオンズリーグ(CL)に向けてクラブに再合流する予定だったが、アルトゥールはこれを拒否したという。契約違反で懲戒処分の可能性があるが、それでもアルトゥールに再びバルセロナの選手としてプレーする意志はもはやなく、このまま契約解除を望んでいるようだ。
アルトゥールはバルセロナ残留を望んでいたなかで、クラブから半ば強制的に追い出されたと感じているという。23歳のアルトゥールと30歳のベテランMFピアニッチとのトレード移籍にはクラブの財政的事情が絡んだ移籍と伝えられており、アルトゥールとしては不本意な扱いを受けたことに対する反逆だと報じられている。
名手シャビ・エルナンデスを彷彿とさせる選手として大きな期待を集めたアルトゥールだが、最後はクラブとの関係がこじれた末にチームを去ることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)