「南野とオリギの相違点を発掘」 スーパーサブ2人の活路を英紙指摘「興味深いスピンオフ」

リバプールFWディボック・オリギとMF南野拓実【写真:AP】
リバプールFWディボック・オリギとMF南野拓実【写真:AP】

最終節でサブメンバーが中心に起用されるなか、南野とオリギが印象的なパフォーマンス

 リバプールは現地時間26日のプレミアリーグ最終節ニューカッスル戦3-1と逆転勝利を収めた。8試合ぶりに先発出場した日本代表MF南野拓実に対し、英メディアは「並外れたシーズンは南野とオリギの相違点を発掘して幕を閉じた」と、ベルギー代表FWディボック・オリギとの役割の違いを見出したと指摘している。

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 第31節消化時点で30年ぶりのリーグ制覇を決めたリバプールは主力の起用を継続。しかし、最終節のニューカッスル戦では大幅なメンバー変更を行い、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラーの強力3トップを揃ってベンチに置き、普段ベンチスタートの南野やオリギをピッチに送り込んだ。

 左ウイングに入った南野は、前半29分に相手DFを翻弄する鋭い反転から強烈なミドルシュートでゴールを脅かした一方、最前線に入ったオリギは1-1で迎えた後半14分にペナルティーエリア手前から力強いミドル弾を叩き込んで貴重な逆転ゴールをもたらした。同19分には主力の3トップが揃って投入され、南野とオリギは同時にピッチを退いている。

 両者ともに持ち味を発揮したラストマッチとなったが、英地元紙「リバプール・エコー」は「並外れたシーズンは南野とオリギの相違点を発掘して幕を閉じた」と見出しを打ち。スーパーサブとして出場機会を争う2人が、南野は左サイド、オリギは中央でそれぞれ居場所をアピールしたと主張。また、南野についてはこのようにも指摘している。

「短い夏の前に思うような日々を送れなかったのが、この日本代表にとって残念なことだったが、南野の進化はリバプールのシーズン後半戦にとって興味深いスピンオフとなった。新シーズンが9月から始まる際、全力を発揮でいる状態であることを望んでいる」

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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