火消しに躍起のC・ロナウド レアル同僚批判は「発言が誤解されている」

強烈なエゴが”白い巨人”を崩壊させるか

 同僚を下に見るような発言に加えて、ロナウドは試合に出場した若手の個人名も挙げていた。

「自分のチームメイトや他の人間をこきおろしたくはない。だが、最高の選手がピッチに立てない状態では勝つことは難しい。私はペペ、カリム、ベイル、マルセロとプレーしたい。ヘセ、ルーカス、コバチッチが悪い選手とは言わない。彼らは優秀だが、同じでは……」

 だが、あまりにも独善的な発言は大きな批判を呼び、自らが修正に動いた格好だ。「私はチームメイトに最大限の敬意を払っている。攻撃したいと思っていない。私は他の誰よりも優秀だと思っていない」と釈明。強烈なエゴを抱える稀代のゴールマシンは、銀河系軍団に走った衝撃の大きさから、火消しに必死だった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング