INAC“新エース”の田中美南、圧巻の50m独走ドリブル弾に称賛 「流石得点王」
2試合連続で2トップの一角に入り、開幕戦に続いて決勝ゴールをマーク
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部INAC神戸レオネッサは26日、第2節・愛媛FCレディース戦で1-0と勝利し、開幕2連勝を飾った。今季加入した4年連続得点王のFW田中美南が2試合連続で決勝ゴールをマークし、50mドリブル弾に賛辞が集まっている。
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INAC神戸のゲルト・エンゲルス新監督は2試合連続で同じスタメンを送り込み、田中とFW岩渕真奈が2トップを形成。敵地に乗り込んだなかで、序盤から相手ゴールに襲い掛かったが、前節・伊賀FCくノ一三重戦(1-0)同様になかなか得点を奪えずにいた。
スコアレスで迎えた後半28分、田中が4年連続得点王の実力を発揮する。自陣のセンターライン付近でDF髙瀬愛実からのスローインを受け、そのままドリブルを開始。1人でペナルティーエリア手前まで持ち込むと、シザースフェイントで相手MF仲松叶実とDF呉屋絵理子の間を縫ってボックス内に侵入し、狙いすましたグラウンダーのシュートで決勝ゴールをマークした。
2011年に日テレ・東京ヴェルディベレーザのトップチームに登録されてキャリアをスタートさせた田中は、これが節目の通算100ゴール目。約50メートルを駆け抜けた圧巻の個人技弾に、中継を担当した「INAC神戸 HOME MATCH 2020 -GO FOR IT!-」公式ツイッターは「こじ開けて決める姿は流石得点王」と速報。INACの試合結果ツイートに対しても、「1人で持ち込み決めきる強さ素晴らしい」「田中美南ゴラッソだったな!」「タナミナすげーわ」とファンから感嘆の声が上がった。
女王ベレーザから確固たる覚悟を持ってINAC神戸へ移籍した田中。新天地でも実力を遺憾なく発揮している。