香川は再びベンチスタートか 熾烈を極めるドルトムントの中盤スタメン争い

ホッフェンハイム戦で先発落ち予想

 ドルトムントは28日、UEFAヨーロッパリーグのFCポルト(ポルトガル)との一戦から中2日の過密日程の中、リーグ戦で17位のホッフェンハイムと対戦する。日本代表MF香川真司はベンチスタートが濃厚となっており、正念場を迎えている。

 ドルトムント公式サイトの予想スタメンに香川の名前はなかった。香川は敵地でのポルト戦には先発フル出場したがインパクトを残せず、ドイツメディアから「前半戦の活躍が思い出せない」と、後半戦に入ってからの低調ぶりを指摘されていた。負傷離脱していたトルコ代表MFヌリ・サヒンら主力の多くが復帰したことはチームにとって大きなプラスだが、特に中盤のレギュラー争いが激化しており香川は正念場を迎えている。

 トーマス・トゥヘル監督はこのところ試合ごとに選手を大きく入れ替え、システムも4-3-3と4-2-3-1、あるいは攻撃時に3バックとなる変則的なシステムも採用するなど、多彩な戦術をチームに施している。特に変化の著しい中盤ではMFユリアン・バイグルがアンカー、インサイドハーフの右にMFイルカイ・ギュンドアン、左にMFサヒンが起用されると予想されている。

 トゥヘル監督は試合前日の会見で、股関節と背中を痛めた主将DFマッツ・フンメルスと筋肉に問題を抱えるDFウカシュ・ピスチェクの欠場をほのめかしていた。さらに予想スタメンには入っているものの、FWピエール=エメリク・オーバメヤンが体調不良、MFマルコ・ロイスも内転筋の負傷のため、それぞれ出場に黃信号が灯っているようだ。

 

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