バケモノ級の落ち着き!? 札幌MFチャナティップ、“3人翻弄”の絶妙アシストに反響

コンサドーレ札幌でプレーするMFチャナティップ【写真:小林 靖】
コンサドーレ札幌でプレーするMFチャナティップ【写真:小林 靖】

横浜FM戦で相手GKを含む3人を引きつけ、荒野のゴールをお膳立て

 北海道コンサドーレ札幌は26日、J1リーグ第7節横浜F・マリノス戦で3-1と4試合ぶりの勝利を飾った。7試合連続スタメンのタイ代表MFチャナティップは、GKを含めて3人を惹きつける絶妙アシストをマークして称賛を浴びている。

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 札幌は前半15分に横浜FMのMF天野純に先制ゴールを奪われるも、その1分後にGK菅野孝憲のフィードを受けたMFルーカス・フェルナンデスからのスルーパスに走り込んだMF駒井善成が嬉しいJ1初ゴールを挙げて瞬く間に同点。迎えた前半18分だった。

 駒井のクロスに合わせてチャナティップが放ったシュートは相手GK梶川裕嗣にセーブされたが、前を梶川、左右をMF扇原貴宏とDF松原健に挟まれるなかで絶妙なキープを披露。反転しながら扇原の股を抜くスルーパスを出すと、MF荒野拓馬が冷静にゴール左隅に流し込み、逆転に成功した。

 タイ紙「タイ・ラット」は、「チャナティップはチャンピオン横浜F・マリノスを倒すために登場。非常に満足のいく仕事をした」と母国の英雄を称賛。札幌公式ツイッターにもファンから「チャナティップ上手すぎ」「チャナの落ち着きがバケモン」「チャナティップのボールを引く技術えぐすぎる」と感嘆の声が上がっている。

 今季はここまで7試合で1得点4アシストと総得点(12)の約42%に絡んでいるチャナティップ。日本4年目のシーズンも大いに活躍が期待できそうだ。

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