「独占に終止符を打った」 名将カペッロ、逆転優勝のレアルを称賛「当然の結果」
カペッロが古巣レアルに言及 「最高のフットボールをした」
イタリア人名将のファビオ・カペッロ氏は今季3季ぶり34度目のリーガ・エスパニョーラ制覇を成し遂げた古巣レアル・マドリードを「最高のフットボールをした」「バルセロナによる独占に終止符を打った」と称賛した。スペイン紙「マルカ」のインタビューで語っている。
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レアルは6月の再開後にリーグ10連勝という怒涛の快進撃を見せ、2連覇中だった宿敵バルセロナを逆転。3季ぶりにスペイン王者の称号を手にした。元フランス代表FWカリム・ベンゼマや、DFとして1シーズン最多得点記録(11得点)を更新したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスらベテランがチームを牽引した。
過去に2度のレアル・マドリード指揮経験を持つカペッロ氏は、実力で王座奪還を果たした古巣の戦いぶりを称賛している。
「当然の結果だ。彼らはディビジョンの中で最高のフットボールをした。多くの得点を決め、ゴールを許さなかった。マドリードはバルセロナの不調でアドバンテージを得て、彼らの独占に終止符を打った。彼らは実力で優勝を勝ち取ったのであって、他のチームの失態によるものではないということは明確にしておく必要がある」
カペッロ氏は選手個人の活躍にも言及。チームトップの21得点を挙げたベンゼマを「センセーショナルな活躍だった。加入以降で最高のシーズンだった」と称すれば、守護神のベルギー代表GKティボー・クルトワについても「多くのビッグセーブを披露した。マドリードには新たな(リカルド・)サモラがいる」と語るなど、攻守それぞれの中心を担う両選手を賞賛した。
また、攻守両面での貢献が光った主将のラモスに対しては「彼はすでにクラブのレジェンド。ピッチ内外で真のキャプテンであり、リーダーだ」と最大限の賛辞を送っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)