「現実的に考えて…」 クロース、レアルで“蚊帳の外”のベイルを気遣う「彼は去りたがっていた」
戦力外扱いとなったベイルの現状にクロースが言及 「この状況に誰もが満足していない」
レアル・マドリードは2016-17シーズン以来となるリーガ制覇を成し遂げるとともに、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールやレンタル移籍で武者修行させたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールや日本代表MF久保建英も着実に成長するなど、好循環に入っている。ただその中で“蚊帳の外”となりつつあるのがウェールズ代表FWギャレス・ベイルで、ほぼ戦力外の状況にチームメートのドイツ代表MFトニ・クロースも心を痛めているという。
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ベイルはリーグ中断明けの終盤戦にほぼ出番が巡ってこず、控えのベンチでマスクを目にかけた“居眠りポーズ”や“望遠鏡ポーズ”を取るなど、明らかに集中を欠いたシーンをカメラに抜かれてしまうなど、クラブとの関係性は冷え切っているとされている。スペイン紙「マルカ」英語版によると、クロースは母国ドイツのポッドキャスト「Lauschangriff」にこう声明を寄せたという。
「現実的に考えて、この状況には誰もが満足していないだろう。ベイルは今みたいに少しもプレーせずに契約したのではないのだから。彼はもともと昨夏にクラブを去りたがっていたしクラブもそうしようとしたが、彼らは考えを変えた。それについてまだわだかまりがあるのかは分からないし、真実はそうでないと思うんだけど、難しい問題であることは真実なんだろう」
クロースの言葉から分かる通り、昨夏の移籍市場でベイルはレアルを去ることが既定路線だった。しかし結局残留を選んでジネディーヌ・ジダン監督の下で復権を目指すはずだったが、結局無為な1年となってしまった。ただクロースは「ベイルは過去6年間で多くの勝利に貢献してきた。彼自身は日常的な問題を抱えてはいないし、レアルに与えたものをリスペクトしているよ」とフォローしている。
1億ユーロ(約120億円)超えの移籍金で加入した当時を思うと非常に寂しい現状だが、クロースが気遣うベイルの未来に道は開けるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)