FKでバー直撃弾も… ミラン本田がトリノ戦で攻守に奮闘! 1-0勝利と11戦無敗に貢献

公式戦13試合連続の先発出場 2014年10月のキエーボ戦以来のFK弾ならず

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が28日、本拠地サンシーロでトリノ戦で公式戦13試合連続先発出場を果たし、1-0勝利に貢献した。前半にクロスバーに当たる惜しいFKで見せ場を作り、後半は守備的に構えたチームのなかで奮闘し、復調の名門は公式戦11試合無敗としている。

 本田は4-4-2システムで定位置となる右の攻撃的MFで先発。主将のMFリッカルド・モントリーボが累積警告で出場停止となり、ユライ・クツカとアンドレア・ベルトラッチのダブルボランチでスタート。トリノに対して攻勢に出る試合展開に持ち込み、本田も右サイドからのクロスなどで攻撃に存在感を見せた。

 前半27分に見せ場はやってきた。敵陣右サイド、約20メートルの地点でFKのチャンスを得ると、キッカーは本田。左足のインフロントでカーブをかけたボールはニアサイドを襲ったが、惜しくもクロスバーに弾かれた。2014年10月4日のキエーボ戦以来となるミラン移籍後、2度目の直接FKは決まらなかった。

 ミランはトリノFWチーロ・インモービレに抜け出されるピンチこそあったが、GKジャンルイジ・ドンナルンマが1対1の場面で最後まで動かずにシュートコースを作らない冷静な対応でしのぐと、前半終了間際に先制点を奪う。

 

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