下部組織出身のMF塩越柚歩の劇的な勝ち越しゴールで逆転勝利

　なでしこリーグ（日本女子サッカーリーグ）1部浦和レッズレディースは25日、リーグ第2節でアルビレックス新潟レディースと対戦。序盤で2点のビハインドを背負う苦しい状況のなか、大逆転勝利を飾った。なかでも、勝負を決したMF塩越柚歩のスーパーミドルに称賛の声が集まっている。

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　開幕戦勝利を飾った浦和Lはこの日、前半4分、同11分と立て続けに失点。敵地で苦しい展開を強いられた。しかし、前半28分にFW菅澤優衣香が1点を返すと、後半19分に再び菅澤がゴールを決めて2-2の同点に追いついた。

　雨が降る厳しいピッチコンディションのなか、スコアが動いたのは後半37分だった。敵陣の左コーナー付近でボールを持った途中出場の塩越がドリブルでカットイン。ペナルティーエリア左に差し掛かったところで思い切り右足を振り抜くと、シュートは真っすぐ新潟Lゴールへ向かい、右ポストに当たってそのままネットに吸い込まれた。

　塩越の完璧な一撃で浦和Lは開幕2連勝。塩越は試合後、自身のツイッターで「逆転勝利!! みんなに感謝！ たくさんの応援、コメントありがとうございました やっぱり勝つのも最高だし、点取るのも最高に嬉しい！」と喜びを綴った。ファンからも「エグいGOAL」「打った瞬間、画面越しでも時が止まったように綺麗に入りました」「ビューティフルゴールでしたね」「ナイスゴラッソ！　生え抜きのあなたは浦和の希望」と称賛の声が相次いでいる。