韓国代表FWがドルトムントの脅威に!? EL16強で過去5得点を奪われた天敵と激突
トットナムとの対戦が決定 ドイツ時代のソン・フンミンに5得点を許す
ドルトムントはUEFAヨーロッパリーグ(EL)のベスト16で、イングランド・プレミアリーグ2位の好調トットナムと対戦することが決まった。1回戦で同大会の優勝経験があったFCポルト(ポルトガル)を寄せつけなかったが、次なる対戦相手には昨季までドイツ国内でドルトムントの脅威となっていた厄介な対戦相手が待っている。
ドルトムントにとって曲者となっているのは、韓国代表FWソン・フンミン。データ会社「オプタ」によると、昨季までレバークーゼンでプレーしたウインガーは、ドルトムント相手にブンデスリーガで計5得点を決めていた。これは、ソンが対戦したブンデスリーガのチームのなかでは最多の数字で、ドルトムントは韓国代表のエースから格好の餌食にされている。特にハンブルガーSVでプレーしていた2012-13シーズンは、リーグ戦でのホーム&アウェーの両方で2得点を決める活躍で、ドルトムント相手の連勝に大きく貢献した。
2200万ポンド(約35億円)という高額移籍金でトットナムへ渡ったソンだが、ここまで途中出場が多く、プレミアリーグでは18試合で2得点1アシスト。ただしその一方で、ELでは5試合2得点3アシストを記録している。“お得意様”のドルトムント相手のゲームでは、再びその相性の良さを披露することができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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