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幻のバロンドール受賞者は? 英紙が独自投票、圧倒的差の年間最優秀選手を発表
英紙が中止となったバロンドールを受けて独自の投票を実施、1位はレバンドフスキに
今季のバロンドールは、新型コロナウイルスによるシーズンの延期や中止で公平性を欠くことから残念ながら中止となった。しかし、英紙「デイリー・メール」が独自に年間最優秀選手を発表。バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが圧倒的な差をつけてトップに輝いた。
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レバンドフスキは開幕からリーグ戦11試合連続ゴールを記録するなど、今季は例年以上のペースで得点を量産。6月27日に行われた最終節ヴォルフスブルク戦(4-0)でも後半28分にゴールを挙げ、歴代4位タイとなるシーズン34ゴールで3年連続、通算5回目のリーグ得点王に輝き、MVPも獲得した。
「デイリー・メール」は所属の記者9名に、それぞれの今季トップ3選手を選んでもらい、本家バロンドールと同様に1位から5ポイント、3ポイント、1ポイントとポイントを振り分けて最終的な順位を決定した。
レバンドフスキを1位に選んだのは、9人中5名。ドミニク・キング記者は「今年のバイエルンでのレバンドフスキの得点率は、ほぼテレビゲームのレベル。サッカー界最高のナンバーナイン」、トム・コロモシ記者は「今年はレバンドフスキが、その才能と安定感から、最高の個人賞を手にできる年だったかもしれない」などと、称賛の言葉を送っている。
最終結果で2位に選ばれたのは、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだった。唯一、同選手を1位に選んだサミ・モックベル記者は「どうやったらこれで35歳なんだ? ありえない」と述べ、3位にピックアップしたサイモン・ジョーンズ記者は「35歳にして、セリエAで1シーズン30ゴールは彼の才能を証明する。彼の利己心と執念は誰からでも好まれるものではないかもしれないが、自分のベストを引き出す方法に関しては今も人々の手本となる」と評価している。