久保は「特別なことを成し遂げる」 現地メディアが予想「15年から20年に1人の逸材として…」

今シーズンマジョルカでプレーしたMF久保建英【写真:Getty Images】
今シーズンマジョルカでプレーしたMF久保建英【写真:Getty Images】

レアルが展望する久保の将来像に言及 「チームにとって特別な選手に育てたい」

 マジョルカの日本代表MF久保建英は、今シーズンのリーガ・エスパニョーラで一気に評価を高めた。保有元のレアル・マドリードは、2024年には久保が「世界で最も価値のある選手」になると考えているという。レアル専門メディア「Defensa Central」が報じている。

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 久保は昨夏にFC東京からレアルに完全移籍。シーズン開幕後にマジョルカへの期限付き移籍が決定し、今季はリーガで35試合4得点4アシストを記録。チームは降格となったものの、確かな存在感を示した。

 同メディアは「レアルは久保が2024年に最も価値のある選手になると信じている」と見出しを打ち、クラブによる将来の展望を次のように説明した。

「レアルは久保が特別なことを成し遂げる選手になるという自信を持っている。特別なタレントであり、15年から20年に1人の逸材として、最大限の注意を払い、しっかりと彼を育て上げ、チームにとって特別な選手に育てたい考えがある」

 このように選手として高く評価している一方で、久保は2024年、2025年には、最も多くのお金を動かす存在になるといういくつかのレポートもクラブ内に存在しているという。同メディアは選手としての能力が極めて高いことに加え、アジアという高いポテンシャルのある市場の存在を指摘。「“プレー+マーケティング”によって、久保は今後数年のうちに世界で最も価値のある選手になるとレアルは信じて疑わない」と伝えている。

 現状はEU外選手の3枠がすでに埋まっているため、久保が来季からレアルのトップチームに戻ってプレーする可能性は低い。それでも「Defensa Central」は「すべてが順調に進めば、2021-22シーズンからはクラブに留まり、あらゆる面での収入源となるだろう」と予測している。最終的なトップチームでの飛躍を見据え、来季はどのようなキャリアを歩むことになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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