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サッカー史に残る「世紀の誤審トップ10」 伊メディアが選ぶ1位は日韓W杯!?
ゴールを巡る”スキャンダラス”な判定
5位には自国のリーグ戦での過去の誤審を取り上げた。1981-82シーズンのローマ対ユベントスの一戦で、ローマの左サイドからのクロスをヘディングで落とし、後方から走り込んだ選手が決めたゴールが取り消されたものだ。判定はオフサイドということだが、現存する映像を見てもどの選手がオフサイドだったと誤認したのか判断できないほどのものだった。
4位にも、セリエAで起きた誤審をランクインさせている。2011-12シーズンにACミランが本拠地サンシーロでユベントスを迎えた一戦で、左CKがファーサイドに流れたところをMFサリー・ムンタリがヘディングで押し込んだ。ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンは必死のセーブでボールを弾き出したが、ボールは明らかにゴールラインを越えていた。副審もライン上で判定していたが、ノーゴールのジャッジ。同サイトでは、「スキャンダラスなもの」と断罪している。
3位は、歴史に残る疑惑の判定がランクインしている。1966年のイングランド・ワールドカップの決勝で、イングランドと西ドイツ(当時)の対戦は延長戦にもつれ込んだ。延長前半10分過ぎにジェフ・ハーストがシュートを放ち、クロスバーに当たりほぼ真下に跳ね返った後、西ドイツの選手によってクリアされた。これがゴールと判定され決勝点となったが、当時の技術ではスロー映像などもなく確認が難しかったという。現代に入り、映像を解析した結果としてボールはゴールラインを越えていなかったとの判断がされている。