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サッカー史に残る「世紀の誤審トップ10」 伊メディアが選ぶ1位は日韓W杯!?
「誤審の大会」と言われた2002年日韓W杯
8位は2010年南アフリカ・ワールドカップの、イングランドとドイツが激突した一戦が入った。イングランド代表MFフランク・ランパードのシュートはクロスバーに当たり、ゴールの中でバウンド。クロスバーに当たったことでバックスピンがかかりボールはゴールの外に出たが、得点が認められるべき場面だった。しかし、主審、副審ともに距離のあるシュートに対して追いつくことはできず、ノーゴールの判定となった。後に、ゴールラインテクノロジー導入の布石となったと考えれば意義のある場面だが、イングランドにとっては厳しい判定になった。
続く7位はU-19チームによる大会、UEFAユースリーグのゲームで先日起きた判定になった。PK戦にもつれ込んだチェルシーとバレンシアの一戦で、バレンシアのキッカーがゴール左隅に蹴ったPKは、ゴール内にあるゴールポストを支える支柱に当たって跳ね返った。ボール自体はゴールの中に入っていたが、主審、副審ともにゴールポストに当たったと誤認。ゴールが認められなかった。こうした事故を避けるためにトップカテゴリーで使用されるゴールには余計な支柱などが無いものが使用されるが、アンダーカテゴリーならではの不運だったと言えるのかもしれない。
6位は「誤審の大会」とまで呼ばれてしまった日韓ワールドカップのシーンが取り上げられた。準々決勝のスペインと韓国が対戦したゲームで、延長前半2分にスペインがFWモリエンテスのゴールで先制したかに思われたが、直前のクロスの場面でゴールラインを割っていたと判定された。しかし、リプレイ映像を見れば明らかにボールはピッチ内に残っており、完全なミスジャッジでゴールが取り消される結果になった。